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 ゴルフ場での芝への施肥例として、ラングスゴルフクラブでの例を紹介します。
ゴルフ場の芝の管理はグリーンキーパーの最も神経を使う仕事です。ゴルフ場の芝は長年化学肥料のみによる施肥によって、土壌は硬く締り雑草が大勢を占めるようになります。芝はイネ科の植物ですが本来は牧草の仲間です。
  ゴルフ場の場合、農耕地と違い毎年耕すことはできません。芝の植えられている地盤の状態にもよりますが、土壌改良の必要な場には暗渠排水やエアレーション、土の散布など人為的に行わなければならない作業が多くあります。芝も牧草の仲間といったように生育には有機質肥料が欠かせません。
晩秋の頃に1uあたり100〜300gのアキポストを散布します。
早春の雪解けの頃に、消雪と施肥効果を合わせてアキポストを雪上散布します。無機質の消雪材などは雪を溶かすだけで施肥効果はありません。春から初夏にかけてと秋から晩秋にかけて、バーチドレンによるエアレーション作業と同時に、アキポストを
ブロードキャスターかマニアスプレッダーにより1uあたり100g程度を散布します。バーチドレンの孔にアキポストの有機質肥料と目土が浸透することにより、土壌に適度な空間と有機物が補給されます。硬く締まった土壌は根の生育にとって最悪な状態ですが、これらの作業を継続することで大幅に改善されます。